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 超高齢社会が世界に類を見ない、前代未聞のスピードで進行しているという事は、周知の事実ですが、それだけが問題ではないのです。

どれだけ高齢者が増加したとしても、高齢者を支える「支え手」がいないこと、つまり、「少子化」が超高齢社会の、もう一つの核となる問題なのです。

少子化の実際

goukeiisyussyou 出典:内閣府「主な国の合計特殊出生率の動き」

 主な先進国の合計特殊出生率(合計特殊出生率とは、一人の女性が一生に産む子供の平均数)を見てみると、1960年代までは、すべての国で2.0以上あったものの、1970(昭和45)年以降から軒並み低下しています。

その後、他国では、少子化に対する取り組みを行った結果、合計特殊出生率を上げることができている国がありますが、日本では、少子化が高齢化と共に、進行を食い止めることができずに、2011年では1.39となっています。

1.39という事は、夫婦二人がいて、出来ることもが1人となり、未来へ行くにつれ、子供の数が減っていきます。

数値で見ると、高齢者を支える「支え手」がどんどん少なくなっている現実に気付いていただけるのではないでしょうか?

高齢者を何人で支えているのか?

 少子化が進んでおり、日本の支えてである子供自体がいなくなっているという事を理解していただけたかと思います。

そこで、具体的に高齢者を何人で支えているのか、見える化して理解をしてみましょう。 kataguruma 出典:厚生労働省「肩車型」社会へ

 上記の図を見ていただくとひと目でわかるのですが、1965年(昭和40年)は、所得倍増計画が行われており、いざなぎ景気があっていた、景気の良い時期です。

その時期は、65歳以上の方1人に対して約9人で支えていました。神輿を担ぐように9人で1人を支えるという事で「胴上げ型」とも言われています。

その後、2012年では、合計特殊出生率も2を大きく切り、1.37となり、65歳以上の高齢者を2.4人で支えている状況で、「騎馬戦型」で高齢者を支える社会と言われています。

そして未来、2050年では、1.2人で1人を支えるという「肩車型」になると言われています。

高齢者の支え手を増やすには・・・

d79c8554e0cdfa6841004cfd48aba595_s 少子化が進んで、高齢者を支える数が減ってきている。 これから先は不安だらけ、お先は真っ暗だと悲観しがちになります。

ですが、未来は良くも悪くも、一寸先は闇です。 未来は、誰もが思いもしなかった、悪いことが起こることもありますし、良いことが起こることもあります。

現実的に、支え手を増やす方法はあります。

それは、元気な高齢者が、支えがいる高齢者を支えるという事です。

「死ぬまで働かねばならんのか」

という風に思われる方もいますが、共に支える事を「働く」という風に捉えるからいけないのだと思います。

お互いに支えあわなければ、人は生きていけないものです。

もし、隣に助けが必要としている方がいたら、手を差し伸べることが「普通」になる社会づくりが必要だと思います。

また、人間同士がかかわり合いを持つという事は、摩擦が生まれることは、避けられません。

その為に行政などの第三者が関わり、サポートが出来る体制づくりが必要になると思います。

その仕組みこそが、地域包括ケアシステムなのです。

 

できる限り健康で、できる限りの助け合いを行いを行い、住民同士が支え合う。

その土台を、行政や地域包括支援センターが作ろうと取り組みをしています。

もし、協力をしてほしいという相談があったら、協力をお願いします。



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