人を支える仕事をしていると、自分のことは後回しになりがちです。
利用者さんのこと、家族のこと、地域のこと、職場のこと。目の前の誰かを支えるために、毎日一生懸命動いている方は多いと思います。
でも、ふと立ち止まったときに、「自分自身の人生は、ちゃんと支えられているだろうか」と感じることはないでしょうか。
今回は、きれいごとではなく、私自身が追い込まれ、そこから人生を立て直した経験をもとに、セルフケアプランの力についてお話しします。
ケアマネジャー、地域包括支援センター職員、介護・福祉の現場で働く方にこそ、ぜひ一度考えてほしいテーマです。
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- セルフケアプランはきれいごとではありません
- 私はお酒をやめられませんでした
- 40歳を過ぎて体が限界を知らせてきた
- 支援する側の人には意外と優しくない現実
- 絶望の中で気づいたこと
- 自分のことは気合いで何とかしようとしていた
- 自分自身を本気でアセスメントした
- セルフケアプランは自分を責める計画ではありません
- 私は1年で20キロ痩せました
- 簡単に人生が変わるとは思っていません
- あなたは自分自身のケアプランを持っていますか
- 自分を大切にするとはどういうことか
- 人生は一度きりで、もう始まっています
- 自分のことになると作れない人もいます
- 心のケアマネジメント講座を準備しています
- 公式LINEで無料プレゼントを受け取れます
- 人を支えてきたあなたが、今度は自分を支える番です
- まとめ
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セルフケアプランはきれいごとではありません
セルフケアプランと聞くと、少しきれいな言葉に聞こえるかもしれません。
でも、私にとってセルフケアプランは、きれいごとではありません。
実際に自分が追い込まれ、どうしたらよいか分からなくなり、そこから人生を立て直すために必要だったものです。
私は、人を支える仕事をしてきました。
ケアマネジャーとして、地域包括支援センターのセンター長として、そして今は会社の代表として、支援や地域福祉に関わってきました。
それでも、自分自身のことになると、どうにもできなかった時期があります。
人を支える仕事をしているのに、自分のことは支えられない。
その現実に、私は長く苦しんできました。
私はお酒をやめられませんでした
実は、私の家系はお酒の影響を強く受けてきた家系です。
そして私自身も、毎日のようにお酒を飲んでいました。
ストロングゼロのアルコール9%を飲み、さらに焼酎を3合ほど飲む。
それを30代からずっと続けていました。
本当は、お酒をやめたいと思っていました。
でも、やめられませんでした。
ケアマネジャーなのに。
地域包括支援センターのセンター長なのに。
会社の代表になっても、やめられませんでした。
人を支える仕事をしているのに、自分のことになると、どうしようもできなかったのです。
40歳を過ぎて体が限界を知らせてきた
5年前、私は40歳になりました。
その頃から、二日酔いが翌日まで残るようになりました。
体が以前とは違う反応をするようになってきたのです。
さらに、大腸憩室炎という病気にもなりました。
そのときは絶食をすることになり、お腹の下、大腸の中に大きな石が入っているような痛みがありました。
歩くことすらままならない日々を過ごしました。
そのとき、私は本気で思いました。
これはまずい。
このままでは本当に危ない。
そう感じました。
支援する側の人には意外と優しくない現実
そのとき、私は途方に暮れていました。
本当にどうしたらよいのか分かりませんでした。
でも、誰かが特別に励ましてくれたわけではありません。
誰かが深く心配して、手を差し伸べてくれたわけでもありません。
それが現実でした。
そのときに思ったのは、人は支援を行う側の人には、意外と優しくないことがあるということです。
しっかりしていて当然。
できて当然。
他の人を支えて当然。
そういう目で見られることが多いのだと感じました。
そこには、悲しさとやるせなさがありました。
でも、私だって人間です。
苦しいときは苦しいですし、壊れそうになることもあります。
絶望の中で気づいたこと
窮地に追いやられたとき、私はふと気づいたことがありました。
自分は、人を幸せにする専門職だったということです。
ケアマネジメントを行ってきた人間だったということです。
それなのに、自分自身のケアプランを一度も立てたことがありませんでした。
これは、私にとって本当に大きな気づきでした。
利用者さんのことなら、一生懸命考えます。
アセスメントをして、表情を見て、本当に言いたいことは何なのかを考えます。
課題を整理し、心のこもった目標を立て、無理のない形で少しずつ積み上げていく。
そのことをずっと探求してきました。
でも、自分にはそれをしてこなかったのです。
自分のことは気合いで何とかしようとしていた
自分のことになると、私は気合いで何とかしようとしていました。
今までも一生懸命頑張れば何とかなってきた。
だから今回も、頑張れば何とかなる。
そう思っていました。
前に進むこと。
耐えること。
頑張ること。
それだけで何とかしようとしていたのです。
でも、やはり限界が来ました。
自己嫌悪になり、また崩れて、お酒を飲んでしまう。
その繰り返しでした。
そこで私は、自分自身を本気でアセスメントすることにしました。
自分自身を本気でアセスメントした
私は、自分に問いかけました。
なぜお酒をやめられないのか。
何がしんどいのか。
何が自分のストレスなのか。
どんな時間帯に飲んでしまうのか。
飲みたいと思う誘惑はどこにあるのか。
そして、自分は本当はどう生きたいのか。
そこを見ないまま、「やめなきゃ」「頑張らなきゃ」だけでは、人は変われません。
利用者さんに対しては、きちんと背景や環境、思いを見ようとするのに、自分に対してはそれをしていなかったのです。
だから、自分自身のためのセルフケアプランを作りました。
セルフケアプランは自分を責める計画ではありません
私が作ったセルフケアプランは、無理な理想論ではありませんでした。
自分を追い込むための計画でもありません。
自分を責めるための計画ではなく、自分を立て直すための計画です。
現実的に、今の自分が何に困っているのか。
どこで崩れやすいのか。
どのような環境なら続けられるのか。
どんな小さな行動なら始められるのか。
そのように、自分自身を利用者さんと同じように大切に見立てていきました。
セルフケアプランとは、自分を甘やかすことでも、自分を責めることでもありません。
自分を立て直すために、現実を見つめ、無理のない支援計画を作ることです。
私は1年で20キロ痩せました
セルフケアプランを作り、実行していった結果、私は1年で20キロ痩せました。
毎日、Nintendo Switchのフィットボクシングというトレーニングゲームと、筋トレを継続するようになりました。
体型も5年間維持しています。
そして、あれほどやめられなかったお酒も、この5年間一滴も飲んでいません。
収入も上がりました。
お酒代やおつまみ代で消えていた支出も減りました。
でも、それ以上に大きかったのは、自分の中に確かな軸ができたことです。
前のように、外側のいろいろな出来事で簡単に揺れなくなりました。
自分で自分を支えるという感覚が、少しずつ育っていきました。
簡単に人生が変わるとは思っていません
世の中には、「簡単に人生を変えられる」「すぐ人生が好転する」といった言葉がたくさんあります。
魔法のような商品やサービス、本やノウハウもあります。
でも、私はそうは思いません。
イージーカム、イージーゴーという言葉があります。
簡単に来たものは、簡単にどこかへ行ってしまうという意味です。
私も同じように、簡単に手に入ったものは、簡単に崩れやすいと思っています。
本当に強い土台は、自分が心から納得したケアプランを、毎日少しずつ積み重ねることで作られます。
そこにしか、本当の自信は生まれないと思っています。
あなたは自分自身のケアプランを持っていますか
あなたはこれまで、たくさんの人を支えるためにケアプランを作ってきたと思います。
利用者さんのために。
家族のために。
地域のために。
職場のために。
それでは、ここで一つ聞きたいことがあります。
あなたは、自分自身のためだけに、同じくらい真剣に向き合ったことがありますか。
自分自身の状態をアセスメントしたことがありますか。
自分自身の未来のために、自分自身を守るケアプランを作ったことがありますか。
人の支援には真剣に向き合えるのに、自分のことになると後回しにしてしまう。
そんな支援者は、きっと少なくないと思います。
自分を大切にするとはどういうことか
よく、「自分を大切にしましょう」という言葉を聞きます。
もちろん、その言葉は大切です。
でも私は、自分に優しい言葉をかけるだけでは足りないとも思っています。
本当に大切な人のために、全力でケアプランを作るように。
自分のためにも、これまでの知識と経験、そして優しさを全部使って、本気でケアプランを作る。
それが、本当の意味で自分自身を大切にすることではないかと思います。
自分の弱さを責めるのではなく、見立てる。
自分の課題を否定するのではなく、整理する。
自分の未来を気合いだけに任せるのではなく、支える計画を作る。
それがセルフケアプランです。
人生は一度きりで、もう始まっています
人生は一度きりです。
しかも、もう始まっています。
いつか落ち着いたら。
そのうち時間ができたら。
余裕ができたら考えよう。
そう思っていても、その日はなかなか来ません。
だから、今日少しだけ立ち止まって考えてほしいのです。
あなたは、自分自身の人生を支えるケアプランを持っていますか。
他人を幸せにしたいなら、まずは自分自身が少しずつ立ち上がる経験が必要だと思います。
そして、自分自身が少しずつ満たされていく経験も必要だと思います。
自分のことになると作れない人もいます
ここまで読んで、「でも、自分ではうまく作れそうにない」と感じた方もいるかもしれません。
どう進めたらいいのか分からない。
他の人のことなら整理できるのに、自分のことになると苦手。
利用者さんのアセスメントはできるのに、自分のアセスメントになると手が止まってしまう。
そのような方もいると思います。
それは、決しておかしなことではありません。
支援者ほど、自分のことを後回しにしてきた人が多いからです。
だからこそ、自分自身のためのケアマネジメントを学ぶ機会が必要だと感じています。
心のケアマネジメント講座を準備しています
現在、私は心のケアマネジメント講座を準備しています。
これは、形だけの目標設定ではなく、心の中にある本当にやりたいことを見つけ出し、意欲やエンパワメントを湧き立たせるための講座です。
本当は、できれば自分自身で一生懸命考え、手を動かし、試行錯誤しながらセルフケアプランを作ってほしいと思っています。
しかし、最初の一歩が不安な方もいます。
途中で手が止まってしまう方もいます。
自分自身を客観的に見て整理する方法が分からない方もいます。
そのような方のために、この講座を形にしようと考えています。
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ケアマネジャー、地域包括支援センター職員、介護・福祉の現場で働く方に向けて、利用者支援だけでなく、支援者自身の心を守るための内容もお届けしていきます。
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人を支えてきたあなたが、今度は自分を支える番です
ここまで読んでくださったあなたに、最後にお伝えしたいことがあります。
人を支えてきたあなたが、今度は自分自身を支える番です。
これまで、たくさんの人の人生に向き合ってきたと思います。
利用者さんの不安を受け止め、家族の悩みに寄り添い、地域や職場のために動いてきたと思います。
でも、あなた自身の人生も大切です。
あなた自身の心も、体も、未来も、大切にされるべきです。
自分を責めるためではなく、自分を立て直すために。
自分を甘やかすためではなく、自分を本当に支えるために。
あなた自身のセルフケアプランを、少しずつ考えてみてください。
まとめ
セルフケアプランは、きれいごとではありません。
私自身、お酒をやめられず、体調を崩し、人生の立て直しが必要になったとき、自分自身を本気でアセスメントすることで変わるきっかけをつかみました。
利用者さんのことなら一生懸命考えられるのに、自分のことになると気合いや我慢だけで何とかしようとしてしまう。
そのような支援者は少なくないと思います。
しかし、自分を責めるだけでは人は変われません。
なぜ苦しいのか、何がストレスなのか、どこで崩れやすいのか、本当はどう生きたいのか。
そこを丁寧に見立て、自分を立て直すための現実的な計画を作ることが大切です。
私はセルフケアプランを通して、1年で20キロ痩せ、5年間お酒を一滴も飲まず、体型を維持し、自分の中に確かな軸を作ることができました。
簡単に人生が変わるとは思っていません。
でも、自分が心から納得した計画を、毎日少しずつ積み重ねていくことで、人生の土台は確かに変わっていきます。
人を支えてきたあなたが、今度は自分自身を支える番です。
今回の記事が、あなた自身の人生を支える最初のきっかけになれば幸いです。


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