「重層的支援体制整備事業の予算が7割減」というニュースを見て、正直、胸がざわつきました。
ただ、怒りや批判で終わらせたくはありません。
このニュースが突きつけているのは、現場がこれ以上“余白を失う”と、支援の仕組みそのものが回らなくなるという現実です。
・現場で起きていたこと
私自身、重層を「崩れない形にする」と言いながら、正直、何もできていなかった部分がありました。
そして、その背景には、現場で起きやすい“形骸化のパターン”がありました。
・帳面けしのための重層的支援会議
会議は開く。資料も作る。けれど、支援が前に進む実感は薄い。
「やったこと」にするための会議になってしまう。
・他機関協働のための一覧表づくり
連携先の一覧を整える。担当も書く。役割も書く。
でも、いざというときに実際の連携が動くかは別問題。
“紙はあるけど、現場は動けない”になりやすい。
・いまある事業に乗っかかり、名前を変えた実績報告
すでに動いている事業を、重層の枠に当てはめて報告する。
もちろん現場の工夫でもあるのですが、ここが続くと「重層として何が増えたのか」が見えなくなります。
根本の原因
ここまで書いて、私ははっきりしました。
根本の原因は、現場が怠けているからでも、理念が間違っているからでもありません。
今ある事業でもう一杯いっぱいで、他事業に余裕を持つことができない。
これが全てです。
余裕がないところに、横断・連携・会議・実績を積み増す。
そうすると、どうしても「支援」より「提出物」が優先されてしまいます。
だから必要なのは「余裕を持つための仕組み」
「もっと頑張ろう」では限界があります。
余裕がない状態で気合いを足すほど、現場は燃え尽きます。
では、何が必要か。
私の結論は、次の2つです。
1 支援者が迷ったときに相談できる仕組み
2 他機関連携のための情報が、自然に蓄積されていく仕組み
この2つがそろうと、属人的な連携から抜け出しやすくなります。
担当が変わっても、引き継げる。
思い出や口頭ではなく、判断の根拠や連絡・役割が残る。
それが、現場の余白につながります。
提案:支援者用相談+データ蓄積型チャットボット
そこで私は、余裕を持つための支援者用相談と、他機関連携のためのデータ蓄積型チャットボットを開発しました。
狙いはシンプルです。
支援者が抱え込まない。
連携が「人の記憶」ではなく「共有できる材料」になる。
この2つを実現するための仕組みです。
詳しくは動画で解説しています(4:24~)
まとめ
重層が苦しいのは、理念の問題というより、設計の問題です。
余裕がないのに横断を増やすと、帳面消しになりやすい。
だからこそ、余裕を生む仕組みが必要です。
私は、現場が現場のために回るように、道具を作りました。
実践的な地域づくり相談やチャットボット構築相談は私へ
もし今、こんな悩みがある方はご連絡ください。
・地域づくりの相談が、実践に落ちない
・他機関とつながりたいのに、情報が散らばっている
・担当が変わるたびに連携がリセットされる
・支援者が抱え込んで疲弊している
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