誰一人取り残さない社会。
理想としては叶えたい。
だけど、支援者側にとっては、とても重たいプレッシャーが方にのしかかる言葉ではないかと思っています。
そして、現在の業務でも精一杯。
これ以上、負担をかけられると、将来、私自身が潰れてしまうかもしれない・・・
と、思っている方へ向けた動画を公開しました。
私、この業界で働いていると、年々、質を高めるために、事業所に求める事が増えていますが、質が高まったことを実感している現場の人って、あまりいないのではないかな?と思います。
私の心の中に、残っている言葉があります。
100を求めて0にしないで。
という、私が小学生のころ、家の棚にあった本のタイトルです。
なぜか、ここ数年、この言葉を思い出す時が、度々あります。
そう考えると、私たちの指針となる、介護保険はどうなのか?
介護保険制度は、走り出してから完成に向けてアップデートしていくということで始まっているのですが、どうも、頭の部分や数字の部分だけしか考えていない所が問題なのでは?
と思っています。
全てが間違っている!と言いたいわけではないんです。
心の部分が、まったくと言っていいほど考えられていないのではないか?
と感じています。
例えば、意欲がない方が、未来に希望を持ち、毎日に「幸せだなぁ」と感じる時を増やして生きるようになる。
それって、できていますかね?
・したいことは何ですか?
・昔出来ていたけど、今は行っていないことは何ですか?
・やりたいと思える事は何ですか?
それで、心から湧き上がるモチベーションって生まれないですよね。。。
逆の立場で考えてみてください。
「自分自身、生きがいを持って、人生に目的を持って生きていますか?」
その質問に
「Yes I can!!!!(はい、私はできています!!)」
と言える支援者って、どれくらいいるでしょうか?
それって、太ったダイエットトレーナーが
「あなたのダイエットを成功させます!」
と言っているくらい、説得力がない気がするのです。
あ、もし、該当した方で、気分を害した人がいたら、すみません。
ですが、自分自身が幸せでなければ
100%の幸せは無理なので、小さな幸せを感じて
これから未来も、ずっと生きていないなぁ・・・
と穏やかに思えるようでなければ、真の自立支援は難しいと思うのです。
という訳で、その部分についても動画で話しています。
私は、あなたに幸せな専門職になってほしいと、心から思っています。
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