今回は、2024年に受講した主任ケアマネの更新研修について、 私が感じた問題点とその解決策をお伝えします。
ケアプランに心はありますか? この大切なテーマについて、詳しくお話しします。
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【主任ケアマネ更新研修の良かった点】
<オンライン学習の利便性>
- 基礎研修が全てオンラインで受講可能。
- 移動負担がなく、効率的に学習できた。
<受講生同士の交流>
- 他の受講生とリアルな意見交換ができた。
- 皆さんが自己研鑽し、前向きな姿勢だった。
- 同じ志を持つ仲間との出会いが希望につながった。
<グループワークの充実>
- 実際の研修では、具体的な事例検討ができた。
- オンラインでも活発な意見交換が行われた。
【主任ケアマネ更新研修の問題点】
<研修内容の視聴制限>
- 研修内容が更新時しか視聴できない。
- 必要な時に見直せる仕組みが必要。
<模範回答の欠如>
- グループワーク後に、明確な模範回答が提示されない。
- 受講生の意見を尊重することは大切だが、 実務で再現可能な具体例の提示が求められる。
<受講生交流の機会不足>
- 研修時以外の定期的な交流の場が少ない。
- ケアマネ同士の情報共有ができる機会を増やすべき。
<講師の負担と研修の在り方>
- 講師の業務負担が大きく、やりがい搾取の懸念あり。
- ケアマネ協会役員としての活動がボランティア化している。
【本当に必要なケアマネジメントとは?】
<形式的な100%ではなく、心のあるケアプラン>
- 抜け漏れを防ぐだけでは、良いケアプランにはならない。
- 本人の心に寄り添ったケアプランが重要。
- 形だけ整えても、利用者が納得しなければ意味がない。
<AI活用とケアマネの役割>
- 抜け漏れのチェックはAIに任せられる時代。
- ケアマネは利用者の心に寄り添う役割を担うべき。
<制度の問題と業務負担の増加>
- 形式を重視するあまり、現場の負担が増している。
- ケアマネが「プランナー」ではなく、「支援者」として 活動できる環境が必要。
【まとめ】
現在の更新研修には、良い点も多いですが、 課題も多く残されています。
・視聴制限の緩和 ・模範回答の明示 ・受講生交流の定期開催 ・講師の業務負担の軽減
これらの改善が必要です。
また、ケアマネジメントの本質を見直し、 利用者の「心」に寄り添った支援を目指すことが 今後の課題となります。
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