ケアマネなら、多くの方が「独立」を頭をよぎったことがあると思います。
- 公正中立なサービス提供ができていない
- 法人のサービス利用に繋げないと吊し上げられる
- しがらみなく、ケアマネジメントを行いたい
- だけど、独立する方法がわからない
⇒今回は、独立ケアマネを考えているけど、どこから手を付けて良いかわからない人の為に、起業までのロードマップを7つのステップに分けて解説します。
今回の記事を見る事で、独立までの道のりが見えてくると思います。
動画解説
独立ケアマネ起業の7つのステップ
それでは、独立ケアマネ起業の7つのステップを一つづず見て行きましょう。
①事業計画作成
⇒本当に自分がやりたいことなのか確認
□収支予定予測表の作成
□集客、生計の目途が立つか検討
⇒生計とあわせ自立できるか確認
□事業認可要件をクリアできるか確認
□ビジネスモデルの再考(有償サービス、副業)
□借入が必要な場合は、商工会議所に相談
⇒信金等紹介
日本政策金融公庫で「創業計画書」はダウンロードできます。
生計が成り立つかきちんと把握しないと大変な事になります!
②法人設立
介護保険請求ソフトは必ず利用するものなので、開業支援サポートがあるカイポケさんは、サイトだけでも見てみると良いかと思います。
カイポケ公式サイト⇒ こちら
③開業準備
□法人税の青色申告の承認申請書
□給与支払事務所等の開設届出書
□棚卸資産の評価方法の届出書
□減価償却資産の償却方法の届出書
□新規適用届※社会保険
□被保険者資格取得届
□源泉所得税の納期の特例届出
※上記全てのアドバイスもしくは代行を行ってくれる、信頼できる税専門家を探す⇒自分に質問する力があれば、Bizer(月2,980円)のインターネットサービスで解決も可能。
Bizerを1ヶ月無料で利用できる友達紹介を受けたい場合は、お問い合わせからご連絡下さい。
➃指定申請
□必要備品の準備
□指定申請許可
指定申請に関する書類はかなり多く大変です!
事前に窓口の担当者に確認を行いながら、作成を行うようにしましょう!
⑤事業開始
□パンフレット・チラシ作成
□営業、集客
銀行口座は、ネットバンクが手数料が低く、オンラインで入金チェックや振り込みが出来ます。
あおぞら銀行は新規開設時に、決算書、担保も不要で、早く口座開設ができます。
手数料も安いので、新規立ち上げの際には使えるオンラインバンクだと思います。
会計ソフトとの連携もできるので、事務作業が軽減できます。
ですが、通帳を持って、地元企業とのやり取りが多くなることが想定される場合は、地元の地銀で良いかと思います。
⑥月々の業務
□適宜:モニタリング、更新、新規、加算
□給与支払い手続き、振込、月末に社会保険料引落
日々の業務はいつも慣れているので大丈夫だと思います。
ですが、給与支払いと記帳は慣れない業務なので、忘れないようにしましょう!
⑦年間手続
□年末調整(12月)
□所得税納付(年2回)※源泉所得税の納期の特例
公式サイト⇒ freee
最後に
いかがだったでしょうか?
独立起業するまでの全体像は見えてきましたか?
独立ケアマネとして、いきいきと仕事をしたい!
という方の道しるべになれればと思い、記事を作成しました。
ここまで見たら、「何となく出来そう!」と思われた方もいらっしゃると思います。
その上で、あえて言わせて頂きたいのですが、
「きちんと生計を立てる事は本当に可能でしょうか?」
多くの資料や動画では、具体的にどれくらい経費や社会保険料や税金がかかってくるのか明確になっていない所に私は不安があります。
望む声が多ければ、収支の具体的な内容なども収録しようか検討しています。
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