こんにちは、成冨です。
本日のテーマは、「介護保険料月9200円時代」と
それに伴う制度の変化についてです。
【財務省の制度改革の背景】
財務省の資料によると、介護保険がスタートした当初、
月額保険料は2911円でしたが、
現在ではその約2倍に増加し、
2040年には9200円に達すると予測されています。
しかし、介護の総費用自体はなんと4倍に膨れ上がっている状況です。
これに対応するため、政府は以下のような改革を進めています:
<保険給付の適正化>
特養老人ホームの入所要件を要介護3以上に厳格化
利用者負担や補足給付の見直し
<高齢者支援の体制強化>
軽度者向けの生活援助サービスを地域支援事業へ移行
報酬体系やケアマネジメントの見直し
<保険外サービスの推進>
利用者の自己負担割合の拡大
高齢者の生産性向上を目的とした取り組み
【問われる「尊厳ある最後」とは?】
動画内では、現在の延命措置や施設運営の在り方が議論されています。
例えば、本人の意思とは無関係に延命が行われるケースや、
尊厳がないがしろにされる状況に対する問題提起がありました。
「自分の最後をどう迎えたいか」を考えることが、
これからの時代に求められるテーマになるでしょう。
以下のような本も販売され、評価も高い状況です。
極上のおひとり死⇒ こちら
詳細は動画で解説しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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