最近、ケアマネとの連携が大事って良く言われるようになりませんでしたか?
- ケアマネとの連携を強化していきましょう!
- 自立支援型ケアマネジメントの推進を図ろう!
- 個別ケア会議でのアドバイスが重要!
- 個別ケースにも関わって行きましょう!
「え?これまでは協議体を開催して、地域ニーズを把握して、社会資源を把握もしくは開発していくのがメインだったんじゃないの?」と迷われている方が多くいらっしゃると思います。
今回は、ケアマネジャーのお仕事を理解することで、生活支援コーディネーターがどう連携していけばよいのか、お話をしたいと思います。
そもそも、ケアマネジャーってどういう仕事をしているの?
<前提条件>
・介護保険サービスを使うには、ケアプランが必要となります
→つまり、介護サービスと利用者だけが直接契約して介護保険サービスを利用する事はできません。
<ケアプランってなに?>
・ケアプランは、「自立支援・尊厳保持」の視点から、自助・互助・共助・公助の総合的支援のもと、地域との関係性を体制つにして、医療と介護が一体的に提供される視点を持ち作成される、計画表となります。
⇒本人が尊厳を持って自分らしく、いきいきと目標を持って、自立が出来るよう、介護保険以外の社会資源も活用するためのプランニングを行います。
ケアマネジャーのお仕事(基本編)
①アセスメントの聞き取り
②ケアプランの作成
➂事業所との調整
④サービス担当者会議
⑤サービス利用表・別表、サービス提供票・別表の作成
⑥利用者へケアプラン、サービス利用表・別表の説明、交付
⑦事業所へケアプラン、サービス提供票・別表の交付
※ケアプランの変更や更新(半年ごと)に上記内容を実施。
※毎月、訪問しモニタリングを全員に実施。
ケアマネジャーのお仕事(その他業務)
<事務処理>
・支援経過の入力
・給付管理(国保連へ利用回数、単位数を送付)
<資質向上>
・法人内研修 ・資格更新研修
<その他>
・地域ケア会議 ・介護保険更新手続き
<支援が必要な場合に対応する方もいる>
・病院付き添い ・緊急時の対応 ・死後事務
ケアマネジャーって何人くらい担当しているの?
私の私見では30~35人くらいの担当を持っている方が多いように見受けられます。
ですが、担当者が30人を超えると、緊急で状態が変わる方や、対応が困難な方も多く、個別で深く関わることが難しくなると感じています。
多くのケアマネジャーは担当を30人以上持っている為、社会資源の情報を把握する事は困難な状況だといえます。
そこで、生活支援コーディネーターの力が必要になります。
生活支援コーディネーターは、地域の社会資源の担い手を人となりまで把握して、利用者の方に一覧表ではなく「生きた情報」を届けることが出来る貴重な存在といえます。
ケアマネジャーは目の前の、いつ状態変化が起こるかわからないケースを抱え、多くの業務に忙殺されている方が多く、社会資源情報を把握したくても、時間的に出来ない方が多くいらっしゃいます。
その中で、「本人さんにぴったり合う」社会資源の情報提供を行う、必要があれば、同行や社会資源の担い手の方と一緒に説明に伺うなど、地域との架け橋の役割を担う事が出来る仕事だと思います。
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