意思決定支援ガイドライン を参考にした研修の組み立て方

権利擁護

意思決定支援の普及が今後必要になりますが、関係機関に周知が必要なので、研修の準備、大変ですよね。

・自分たちで研修を行う自信が無い
・講師を呼ぶ予算が無い
・とにかく不安

管理人
管理人

今回は、意思決定支援研修を自分たちで開催を行わなければならなくなった、包括、社協、中核機関が、効率的に意思決定支援研修を組み立てるヒントをお伝えします。

コースは2つあります

意思決定支援ガイドライン を参考にした研修の組み立て方のコースは2つあります。

・じっくりコース
・時短実践コース

<使用資料>

成年後見はやわかり
後見人等を対象とした意思決定支援研修
私のことは、私とともに決めてほしい~意思決定支援をふまえた後見事務のガイドラインを学ぶ~
成年後見制度利用促進ニュースレター第27号抜粋

じっくりコース

①全頁版「私のことは、私とともに決めて欲しい」を印刷

②①を参考に、「意思決定支援研修動画」すべてを視聴
100分+28分+2分+1分+12分+10分+13分=166分(2時間46分)

③「アセスメントシート5点」を全て印刷

➃参加者から事例提供を受けて、実際にアセスメントシートの作成及びアドバイザーによる助言

時短実践コース

①「後見人として意思決定支援を行う場面とは?」でプロセスを理解する

②意思決定支援研修 ドラマ場面1~3を視聴+ワークショップ
(12分+10分+13分=35分+ワークショップ時間)

③参加者から事例提供を受けて、実際にアセスメントシートの作成及びアドバイザーによる助言

管理人
管理人

現実的には、時短実践コースを行う事でも精一杯だと思います。

ですが、市町村、包括、社協など権利擁護担当者は、せめてじっくりコースで理解を深めておくことをお勧めします。

現場に意思決定支援が浸透するには、実践が一番

意思決定支援は、座学も大事ですが、現場に浸透するには、実践が一番だと思います。

今回の解説をヒントにして頂き、現場で意思決定支援の情報共有ができ、取り組みが普及できることを願っています。

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