認知症施策推進基本計画に「認知症は誰もがなり得る」と明記し、「認知症になったら何もできなくなるのではなく、希望を持って自分らしく暮らし続けることができる」という「新しい認知症観」を打ち出しました。
今回は、新しい認知症観を分かりやすく解説したいと思います。
動画解説
認知症になると不幸になるのか?
・認知症の進行
・暴言、暴力、徘徊、運転事故
・完治することは無く、進行性の病・・・
⇒だが、今を楽しみ、笑顔に囲まれ、幸せな認知症の方もいる
<私が勇気をもらった認知症の方々>
・80代女性⇒今の幸福度は8くらいです。私は元気になったら、市役所の水道の会計の仕事に戻りたいです。みんなが待っているので、役に立ちたいです。
・90代女性⇒笑わかすために、マスクを少しずつ目の所までもっていき、笑いあう時間を提供いただけることに、心を癒して頂きました。
例え、認知症になっても、身体が動かなくとも、闘病中であろうとも、誰かに元気や勇気を与える事ができる。
今ある周りのことに感謝し、良いところを見つける心があれば、幸せになれる。
ですが、周囲のサポートも必要です。
・認知症地域支援推進員
・地域包括支援センター
・認知症疾患医療センター
・認知症サポーター
・チームオレンジ
・認知症と家族の会 など
自分自身の幸せのために、新しい認知症観を持とう
今は、認知症になると、とてつもなく過酷で不幸な未来が訪れるから、予防、早期発見しましょう!という風潮。
もし、認知症になってしまうと、余命宣告されるのと同じくらい絶望してしまう世の中。
ですが、自分自身が、新しい認知症観という視点を持つことができれば、あなた自身が不幸にならない。
認知症への恐怖、抵抗感がないから、早めに受診をする勇気が自然に持てて、早期治療で進行も緩やかになる。
自分自身の幸せのために、「新しい認知症観」持ってみませんか?
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