生活支援コーディネーターの仕事をしていると、色んな相談者がいますよね。
・行政に対する不満を語る方
・今の活動が継続できるか不安な方
・自分で出来る地域貢献をしたい方
・NPO立ち上げやボランティア団体を立ち上げたい方
今回は、色んな相談者の中で、深く関わってはいけない相談者についてお話をしたいと思います。
動画解説
相談者
それでは、生活支援コーディネーターが、関わる相談者を見て行きましょう。
行政に対する不満を語る方
最初から怒りのボルテージがMAXの状態で、けんか腰に「行政がしっかりしろ!!」と一方的に怒られる事って、たまにありますよね。
そのような方は、助言や支援の提案をしても、自分では動こうとしない方もいます。
ですが、思わぬニーズを把握する事が出来るので、訴えの本質を把握する必要があります。
対話を行い、VSという関係から、同じ仲間で共闘するという関係になれれば、心強い味方になる可能性があります。
今の活動が継続できるか不安な方
今の活動が継続できるか不安な方は、実際に頑張っているのに壁にぶち当たっている状況です。。
ぜひ、協力してくれる人や団体とマッチングを行い負担の軽減ができるよう支援を行いましょう。
これが、地域活動へのコーディネート機能です。
その為には、活動を支援してくれる社会資源の情報を足を使って調べ、担当者と交流を深めておく必要があります。
自分で出来る地域貢献をしたい方
自分で出来る地域貢献をしたい方が来られたら、チャンス到来!です。
活躍の場を探されているので、ボランティア活動の紹介やサポーター養成講座の案内など、きっかけ作りを行いましょう。
これは、個人への社会資源へのコーディネート機能です。
「市町村名+NPO」「市町村名+ボランティア」など検索すれば必ずヒットします。
もし見つからなければ、市民課の職員に繋いでもらうようにしましょう。
生活支援コーディネーターが、深くかかわってはいけない相談者
最後に、生活支援コーディネーターが、深くかかわってはいけない相談者をお伝えします。
それは・・・
NPO立ち上げやボランティア団体を立ち上げたい方です。
そのような相談者すべてが、深くかかわってはいけない訳ではないのですが、中には、あなたを共犯者に誘う可能性があります。
なので、見極めが重要です。
なぜ、NPO立ち上げやボランティア団体を立ち上げたい方に注意が必要なのか?
NPO立ち上げやボランティア団体を立ち上げたい方に注意が必要な特徴を挙げると・・・
・社会貢献とうたいながらも、本当の目的は「営利」を目的としている
・実績がゼロ、活動への参加を一度もしたことが無い方は要注意
そのような方の素性を把握しないで、安易にニーズ把握(マーケティング調査)の協力を行ったり、うかつに情報提供をすると、悪用される可能性があります。
また、最初は高い志を持っていたとしても、運営がきちんと出来ていないなら、税金滞納、違反行為、お金に困り結果的に利用者にたかるなど背信行為に繋がる事もあります。
知らないうちに、犯罪の片棒を担がされていた。
そんな最悪な状況にならないよう、きちんと素性を確認し、見極める事が重要です。
見極め方
それでは、見極めるポイントをお伝えします。
・きちんと生計を立てている収入がある
・時間にゆとりがある
・収支モデルを自分で立てている
・運営シュミレートがきちんと出来ている
上記の要件を満たしていない場合は、相談をしてくる方は、ゆくゆく大きなトラブルに発展しかねませんので注意が必要です
最初から色眼鏡で見すぎて、志ある方を見逃す可能性もありますが、判断する指標は持つべきです。
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